Noir〜黒霧〜
 
 
僕はどこへ往こうと、どこを目がけて進んでいる?


リナリー、僕は君を…


君の頬に指に髪に唇に、その全てに触れたくて、でも、触れてしまったら、そう…


往時、以前は知らなかった抑え難いこの激情(あい)…


僕の心底にある、靄がかかった黒い霧…


「…無闇に話しかけないでください…」


拒絶ではない、君を遠ざけることしかできない、それしかない、そうでもしなければ…




貴方はどこに往ってしまおうとしているの?


それは私の手の届かないところ?


それは私の存在しない場所?


拒絶にも似た、鋭い眼差しとその厳めしい口調(ことば)…


「…アレン…く…ん…」

 
彼の名を呟いた唇を自ら指先でなぞる。


私はもっとアレン君に近づきたい、もっと貴方を知りたいだけなのに…


どんなきつい扱いを受けても好い…


どんな貴方も必ず受け止めてみせる…


貴方になら何をされても構わない、だからどうか…せめて傍に居させて…


†黒アレンまたまた降臨してまつ;
 
 
単行本を読んでから自分の中でアレリナフィーバーキテマス(笑