Thanks…150000BET 「リナリー、僕の見えない所に、僕の手が届かない所に、独りで行かないで下さいね…。」 少し恥ずかしそうにそう言った彼は、教団の廊下に人が居ない事を確認して、私の体をそっと抱き寄せた。 普段のアレン君は、女の子がうっとりする気の利いた言葉なんて囁いてもくれないけど、たまに見せるはにかんだ微笑みがキミの全てを教えてくれるの。 言葉以上に大事な温もり、アレン君なりの優しさが、じんわりと胸に沁み込んでいく。 こんなにも愛されて、こんなにも大切にされている。 「…うん、私、ずっとずっと、ここに居る、アレン君の傍に居るよ…。」 だから私は、キミの隣、この場所が世界中でたった一つ、自分の居場所なんだって、どんな時も胸を張って言えるんだ――― |