〜Persona〜


『包み飾った人格(ペルソナ)』が剥落した僕は、斯くも哀れで虚しい道化師だった。


非理性的な悖徳行為を君に…、君をじっくりと犯しながら…、僕はそれが可笑しくて細く笑む。


・
・
・
こんなに酷く、ぎりぎりと心が痛むのに、胸が苦しく泣哭(な)いているのに…


普遍概念すら叩き潰す、善悪入り乱れる主観的観念。


消え尽きない欲心が破綻を齎(もたら)す。


彼女を攻める手口は、より巧妙になって行く。


そして裏腹な僕の心は…、歯車の狂った僕等の『関係』は…、何処へ進むのか…


何処迄堕ちて行くのか…



毒蜘蛛の糸に掛かった鳳蝶の様な君へ…―――


†裏頁に『完全版』をUP致しました;