Summary
『Black heart』 概略と経緯
『貪愛(α)と悲恨(Ω)、その二重螺旋が紡ぐ物語』
人物相関図
【これ迄の粗筋】
※補足説明
『オメガバース・ Omegaverse』とは、人間の隠された影の裏面、論理的な思考での野生動物の性的行為、それの本能的な原理と心理を、狼らの行動学様式を用いて理を窮めたものである。
・α(アルファ、alpha属性)【アレン・ウォーカー】
先天的な適者で、一見穏やかな物腰に見えるが、狡猾な知能犯の様な特性を持ち、運命の番となる『Ω(オメガ性)』には強引で支配的な一面を剥き出しにする。
アレンの場合は当人に自覚症状が無い為、我に返る度、自らの非道徳な行いに苛まされ、悪夢となって彼自身を自戒させている。
例えばアレンの様に理知的な人間であったとしても、αである彼にはΩとの接触は、無条件に抗する事の出来ない性的興奮を引き起こす誘因になる。
個体の中の原則には、彼の縄張りでのマーキング、Ωに対する繁殖行動や番の形成が主になっている。
αとΩの番は潜在意識的な結び付きによって、普遍的な恋仲や婚姻よりも更に強固な絆へと変じる。
・Ω(オメガ、omega属性)【リナリー・リー】
『Ω(オメガ性)』は人類の中でも、ごく僅かで数少ない希少な異分子である。
『α(アルファ性)』に求められる存在、常人よりも内分泌腺から放出される女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン、GnRH、FSH)が多量で、卵巣も大きく妊娠し易い。
胸部や臀部が肉感的であり、美しくグラマラスな体型をしている。
αに貪られる蝶そのもので、αとΩの関係にのみ生じる繋がりは『「番(つがい)行為』と呼ばれている。
無論リナリーも、アレンがα、自身がΩである事自体、全く知る由も無い。
元は互いに惹かれ合っていた所為もあってか、彼との関係を恋愛の延長線上のなり行きと見ており、苦悶に頭を抱えるアレンを受け入れたいとさえ思っている。
・β(ベータ、beta属性)【ラビ、神田ユウ、その他教団の男性】
身体や体質に主要部分の大きな変化は見られず、行動理念も常人と何ら変わりは無い。
但し、Ωの無意識下の分泌物(フェロモン)に反応して誘惑され、突然変異が起こり、後天的なαになり得る可能性を十分に秘めている。
尚、アレンはインスティンクト(直感)で、それを危惧しており、彼らも縄張りを荒らす警戒対象と見なしている。
≪簡易用語集≫
・インスティンクト(直感)=αのみが持ち得る特殊能力
・オブジェクティブ(客観視)=Ωとβのみに備わるリスクコントロール(危機管理能力)
※α自体がバースト(暴走)し易い為
・カタルシス(浄化)=αの性質上故に鬱積する不快感から解放された一時的状態を指す
・ファシネイション(誘発)=Ωが内分泌腺から放出する生理機能に作用を及ぼす物質
※Ωに誘発されたαは不可避のトランス状態に陥る
・レゾナンス(共鳴)=トランス状態のαにΩが影響を受け否応なしに同調する反応を指す
・デッドロック(不能)=レゾナンスされたΩはバーストしたαに対して拒絶不可能になる停滞状態を指す
・セルフコントロール(自制)=αが理性的である瞬間Ωへの衝動を自発的に抑止する処理状態を指す
・リストレイント(抑制)=βのみが有するΩの誘発を回避する処法手段の一つ
・ファーティライズ(受精準備)=発情したαに呼応してΩ自体も作用連鎖で強制性衝動を引き起こす状態を指す
・ペアリング(一双)=運命の番になったαとΩの存在を指す
・コントロールフリーク(固執と束縛)=αによるΩへの支配行為で二個体が統一体として接合される状態を指す
†一応、こんな感じです…;
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