Transmigration〜再び君に〜
 
 
「もし生まれ変わることができたら、君に…」
 
 
「…ルル…だめぇっ!」
 
 
神聖ブリタニア帝国に反旗を翻した『黒の騎士団』、その主導者の『ゼロ』。


シャーリーの父親を殺めたのが、ゼロである『俺』だという記憶。


そんな俺を守ろうとして、自ら罪を犯してしまったシャーリー自身の記憶。


その全てを消した。


ギアスと呼ばれる呪われし力を使って、シャーリーの心(なか)から俺の存在を消した。


それなのに、俺は―――


『本当に失いたくないものは遠ざけておくもの』
 
 
…確かに、全くその通りだった。


…俺はまた、シャーリーを傷つけてしまった。


「何度生まれ変わっても…きっとまた…ルルを好きになる…


 これって…運命なんだよね…?」


この忌まわしい力(ギアス)に弄ばれ、俺の宿命に巻き込まれて、彼女は輝かしい未来と生命(いのち)を散らしてしまった。


果たして俺は、彼女に何をしてあげられただろう。


シャーリーが無条件にくれる優しさ、その微笑みは、荒廃していく俺と当たり前の日常を繋いでくれる、たったひとつの大切なものだったのに。



そうだ、俺は、いつも失ってからそのことに気づくんだ―――


安らかな眠りを浮かべる君に、伝えたい言葉がある。


今度生まれ変わったときこそ、必ず君を…―――

 
†何だかゼロレクイエムって、シャーリーの死と密接な関係があったりとか、妙に勘ぐってみたりして;


二人には天国、もしくは来世で幸せになって貰いたいです。


『if』のルル生存説が否定されるならルルシャリ、肯定されるならルルシーなのかな…とか、色々考察しちゃってる私です(^_^;