Kiss of a slave
『吸血鬼(ぼくたち)は愛する者(ひと)の血液でしか飢渇を満たせない』
僕がいつだか言ったあの言葉を反復すると、彼女の唇はかすかに震えた。
胸のうち、心の思いを顔に出してしまう優姫の考えていることはすぐ分かる。
「私の心の一部が今も決して切れない場所に、零のところに繋がったまま…」
赤いガーネット色、貴石のような瞳、その眼縁から漏れ落ちる涙をそっと掬う。
たとえそうであっても好い、それでも君が僕の側にいてくれるなら。
その心のなかに僕以外のだれかを住まわせていても。
やっと手にした温かみ、君を絶対に手放さない。
もし彼女が僕から離れるというのなら、そうなってしまうならいっそのこと…
君をこの手で…或いは君が僕を…
そう、君の真白い手で僕を終わらせて、永遠に眠らせて。
君になら何をされても構わない、いかなる痛覚すら、甘い死の毒刃すら、灰土まみれの心に快楽を与えてくれる。
この魂に傷痕が残るほどの痛みが欲しい、僕を傷つけて欲しい。
優姫、君だけに捧ぐ、鮮血に染まった僕の真紅(あい)―――
†…や、やばい(汗
可笑しな駄文を付けたら枢サマが余計、変態ちっくになってしまいました…;
でもほら、やっぱり枢サマは『SでM』ですからv
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