忘れない、私の罪。



『ルクレツィア・クレシェント』


彼女のその名を、私は片時も思い出す事は無い。


そもそも、彼女を、この記憶から消し去る事、忘れる事等、一時も…


到底出来ないからだ…


私が抱えた大罪、その罪咎と共に、永遠に君を…


ルクレツィアを想う…


一言、伝えるだけで良かった。


もう、何もかも…


想いを辿っても、無意味な事だろう…


それでも、今もし、笑顔の君に逢えるのなら…


君に伝えたい、ずっと…愛していると―――


†ヴィンセント、健気過ぎる…